「勘違いする力」が世界を変える。
自分も、勘違いをしたくてこの本を買い
読みましたがとても深い本でした。
企業とかテクノロジーとか色々と
発見がありました。
生き方のヒントも少し見つかったような。
この本を買った理由
知ったきっかけは
今年の3月〜4月に掛けて通っていた
湯川さんの塾 Wave塾。
その中で何度か
リバネスの丸さんとのお名前だけ
何度か耳にしていました。
そんな中、湯川さんが
下記のような投稿をされていました。
ベースとなる考え方は未来を指し示す示唆に富んだものです。なので僕が、オブラートに包み、丸さんの考えや価値観を少しずつ少しずつ世の中に広めていきたいと思っています。そこまで待てない。今すぐ丸さんの頭の中を知りたい、という人は、ちょうど新しい本を書かれたみたいなので、読んでみてはどうでしょうか。「勘違いする力」が世界を変える(丸幸弘著)
ほんと「シリコンバレーなんぼのもんじゃい。日本の研究者をなめるなよ!」って思います。(湯川鶴章)
この投稿が一番大きな決め手。
この投稿がなければ、本の存在も知りませんでした。
そして、同時にタイトルを読んで
「自分も勘違いしたい!」
そう思ったため、買いました。笑
で、
やっぱり読んでよかった!
というのが読み終えてからの感想。
リバネス社の丸さんについては
・科学者と企業を繋ぐコミュニケーター
・経営コンサルタント
・日本を本気で何とかしようとしている方
と、私はそんな印象を抱きました。
新しい生き方で、
自分がしたい生き方にも近い、と
なんだか勝手にそんなことを感じました。
気になった箇所の抜粋。
(引用ここから)
・「異分野をつなぐコミュニケーターの育成」が必要になる。社内外の個人と有機的につながり、バランスの取れた生態系の中で活躍するコミュニケーターこそが日本復活の鍵を握る。
・環境(生態系エコシステム、循環システム)とコミュニティ(人の集まり)
・誰もやってないことに挑戦するからこそ価値があり、世の中にインパクトを与えられます。
そして、それに注目した人たちが集まってきてオープンイノベーションが自然と進むのでしょう・優秀な研究者が思う存分能力を発揮できる場を作りたかったんです
・一番大切なのは、科学者が何に対して情熱を燃やしているか引き出すこと
課題解決をビジネスにつなぐのがコミュニケーターに必要な能力・指揮者のいない、オルフェウス楽団
・起業の条件は、中軸となる3人を集めること。 1人だけでは事業は成功しない。
・「○○は▲▲と、どう違うんですか?」 そのとき、独自性にみんながまだ気付いていない。今がビジネスチャンスだ、と思いました。
・絶対に文句をつけない。やりたいことを全面的に支援する、と決めています。自分より優秀な人にしか投資しない主義。
・ベンチャーこそ「この技術が欲しい」と思う会社に狙いを絞って果敢に攻めていかないといけません
・方向性も共有できる会社と組みたい
・一緒にやる企業の心意気を大切にしたい
・1人ではただの勘違い。2人になったときには迷いが生じる。3人いれば、勘違いを軌道修正し、「勘違いする力」となり、さらに大きく膨らませることができるのです。
・テクノロジーありきではなく、世界の大きな課題や疑問に対して、それを解決するためには「最短の道は何か、最も可能性のあるやり方は何か」を考えたときに、それぞれが別のテクノロジーに行き着いたにすぎません
・最も大切なことは「本気で解決したい課題や疑問があるか」という点。あわせて、適切なチームが組めているか、それが実現した世界はどうなるか
(引用ここまで)
個人的に感じたこと
触れたい事は山ほどありますが
一番強くグッときたのは
やはり最後の部分
「本気で解決したい課題や疑問があるか」
ここの部分です。
テクノロジーありき、ではない、という話。
ここが起業家と投資家の違いなのかな、とも。
「本気で解決したい課題は何ですか?」
そう問われたとしたら
私はパッと出てくるモノがありません。
小さなモノはたくさんあります。
ビザのあれこれ、何とかしたい、とか。
比較的大きなものでいえば
「生き方、働き方のヒントを与えたい」
とは思っています。
多少ははみ出して生きているので
狭い箱の中で苦しんでる人に
いやいや、別にその箱いらんから。
とは伝えたい。
でも
「本気で解決したい課題」
というには、まだまだ弱いような。
これをしっかり見つめてみよう、と
なんだか基本だけど、
そこを強く感じました。
異分野をつなぐコミュニケーター
との言葉が登場しますが
個人的には コネクター と
つなぐ事を生業の1つとしています。
異分野、異業態、異種が繋がると
不思議な化学反応が起きる事があります。
その化学反応が好きなのです。
その化学反応づくりも生業にしていけたら
なんて思ったりもしています。
本気で解決したい課題、と
近いようで、それほど近くない気もしますが、、
まずは本気で解決したい課題
じっくり考えてみようと思います。
ちなみに、こちらがオルフェウス楽団
指揮者がいないオーケストラ
なんだか、めちゃくちゃ格好いいです。
ちなみに、現在はワークルールズを読んでます。
働き方とか生き方への興味が深い今日この頃。
これもまたおもしろい。
マネージャーから
管理の仕事を取り上げて
チームを勝たせることのみに集中させる。
んー、この考え好き。
これも楽しみです。