ミャンマーの政治を賑わしている件について、まとめ。KGY的に考えてみた。


今、ヤンゴンを賑わしているのはこちら。

一言でいえば「与党内の分裂(やり過ぎ?)」

政治関係であれこれ起きてます。

日本ではどの程度伝わってるんでしょうか?

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何が起きているのか?

簡単にまとめると、

与党内の権力争いによる党内クーデター勃発。

次期大統領を狙うシュエマン議長が

本人不在のまま突然の解任。

現在は自宅軟禁中。

シュエマン氏の周囲の数名も同様に軟禁中。

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私なりにザザっと日本の新聞記事等を読んで

わかったことをまとめてみます。

タイミングの問題

大統領選が、11月8日。(あと3ヶ月後)

上院下院両院選の立候補者届け出の締め切り日が

8月14日近辺。

その後、8月中に候補者が確定。

9月上旬から2ヶ月間の選挙運動がスタート。

と、そんな時期。

5年前の選挙では、

NLD(最大野党)が選挙をボイコットしたので

1990年以来 初の本格選挙。

498議席を巡る選挙で

与党USDP と 野党NLD いずれも

480名ほど候補者を擁立。

アウンサンスーチーさん率いる 野党 NLDが

議席を増やす見通しが強く

選挙期間中は、スーチーさんも遊説するだろう、と。

で、今回の事件が起きたのは

その選挙の立候補者 届け出前締め切り直前のタイミング。

人間関係

与党 USDP は軍事政権が背後にある政党。(ずっと与党。)

大統領のテインセイン氏議長のシュエマン氏が今回の主役。

前回 大統領は、

当時の序列で4番目のテインセイン氏が

3番目のシュエマン氏を追い抜いたカタチ

大統領に就任したのだとか。

テインセイン氏

TheinSeinASEAN

テインセイン大統領は現・大統領。

直近には「次期 総選挙には出馬しない」旨の発言。

自ら出馬を辞退したらしい。

※議員でなくとも大統領になる資格はあるので

大統領にならない、というわけではない。

シュエマン氏

Australian Foreign Minister Bob Carr meets with Thura U Shwe Mann, Speaker of the Pyithu Hluttaw (Lower House) at Parliament House in Naypyitaw, Myanmar, on June 7, 2012.

シュエマン氏は、下院議長。

憲法上、大統領が党務を兼務できないため

シュエマン氏が議長を代行していたカタチ。

議長なので権力を拡大。

スーチーさんと距離が近く、何度も対談。

連携方法を模索し、スーチーさんの大統領就任を妨げる

「憲法改正」にも前向きだったという。

アウンサンスーチー氏

Remise_du_Prix_Sakharov_à_Aung_San_Suu_Kyi_Strasbourg_22_octobre_2013-18

スーチーさんは最大野党 NLDのトップ。

憲法規定上、外国人の子供がいるため大統領にはなれない。

が、国民から異常なほどに支持されている。

ミャンマー民主化の象徴的な存在。

起きた事(たぶん)

12日 夜10時過ぎに兵士や警官を乗せたトラック

ネピドーの党本部へ。

その後、党本部を包囲し、党員は建物から出る事を禁じられた。

で、シュエマン氏不在のまま幹部会(?)が行われ、

シュエマン議長の解任が決まった。

で、シュエマン議長は自宅軟禁。

その他、シュエマン派のUSDP幹部も解任され、自宅軟禁。

(スーチー氏も過去、ずっと自宅軟禁でした。)

シュエマン氏が影響力を持つ新聞・週刊誌の発行も停止されて

Facebookのみで、情報発信中だという。

(報道の自由、言論の自由はどこへやら。すごいぞ、SNS。)

これを受けて

議長の後任には、大統領に近い人物(テー・ウー氏)が就任。

党幹部も、シュエマン派のマウン・マウン・テイン氏が解任され

大統領派のティン・ナイン・テイン氏が新総書記に就任。

つまり、党内の要職が

ギリギリのタイミングで大統領派のみに統一された格好。

当初、立候補者リストになかった大統領の側近2名が

離党して、無所属で出馬する予定だったが、

今回の党内クーデターの動きを受けて、復権。

国際社会からは「自由で公正な選挙の妨害行為だ」と批判あり。

といった感じだろうか。

自分なりに感じたこと・考えていること

ざっくり理解しようとまとめるとこんな感じ。

では、どうなるんでしょうか?

と、言われてみてもわかりません、すみません。

が、なんとなく感じるのは

アウンサン・スーチーさんをどう捉えているか?

大きく考え方のベースが違う気がします。

おそらく下記の2パターン。

1、スーチーさん支持派

2、スーチーさんに疑問派

1、スーチーさん支持派

民主化していくべし。

だから、今のやり方はあかん。

よって、軍事政権から流れを変える

シュエマン氏に賛同。

そのシュエマン氏を排除するような

今回の動きは、軍事政権の横暴である。

だから軍事政権はダメなんだ。

正当な選挙が成り立たんじゃないか。

2、スーチーさんに疑問派

彼女の求心力はすごいが、政治力は未知数。

親の七光りの部分もあるじゃないか。

(※父親は、国民のヒーロー的存在)

今の政権はなんだかんだでうまく立ち回っている

国際社会とも日本ともうまくやってくれている。

だから、変な動きを取ろうとしていた

シュエマン氏を排除した事で、意志統一がなされた。

このままの動きで半分軍事政権でもいい。

意思統一がなされた事が何よりの成果だ。

今のままの政権で行こうじゃないか。

と、なんとなくこんな派閥に分かれるような気がします。

「国のため」を思うと

どっちがどうなのかはわかりません。

短期と長期という視点で立場も違います。

短期だと、現政権を支持します。

長期だと、改革路線を支持します。

たぶん改革路線に舵を切ったら

なんだかんだで色々起きるでしょう。

(数年前の日本のように。

あれはあれでいいカンフル剤。)

失敗して、やり直すってことを受け容れて

改革路線に舵を切ったら、長い目で

ミャンマーはもっと伸びるんじゃないかな、と

そんな事を思っています。

スーチーさんが各国の力を借りまくって

なんとか創っていくかもしれません。

(そうなると、日本は不利かも。。)

一方で、今の政権はうまいことやってる

立ち回りも国際社会との付き合いもいい感じに見える。

日本との関係も超・良好。

でも、裏ではやはり既得権益が大きく動いて

一定の水準まではうまくいっても

どこかで既得権とぶつかって

国の発展が突き抜けられないような

そんな気がしています。

よって、短期と長期では若干ながら

立場が異なってくるように思います。

個人的には、冒険が好きですがね。

と、勝手に思うままに書いてみましたが

(ちょっと踏み込み過ぎたかも。)

ミャンマーがいい国になることを祈ります。

ここからの5年はASEAN統合も控えていたり

もっと大きな需要な5年になるかと思います。

可能性に挑戦したい人が挑戦できる

そんな社会が実現して欲しいものです。

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