ミャンマーの選挙速報に思う。「歴史」がキーワードとなった総選挙。これからのミャンマーの話をしよう。


選挙の翌日は、インターネットが調子悪かったです。

午後から何度かインターネットが途切れ

夕方にも使えなくなる場面があり

なんだか、色んな想いを感じました。笑

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選挙の動向

なんだか色んな情報が錯綜してますが

確からしい情報を断片的にお届け。

IMG 1431

NLDが圧勝してるらしい。

そして、なんと

3分の2議席を獲得しそうな勢い

だという。

当初の目玉はそこであった。

実際に、どやねん?と。

NLDが勝つのは勝つだろう、と。

しかし、その中で

3分の2は取れるの?

って、そこがポイントでした。

で、どうやらそこも取れそうだとか。

というのも

いくつかのメディアや

NLDの発表

現 与党 USDPのコメント

見ていると、そんな雰囲気だ。

1、USDPのコメント

前党首のシュエ・マン下院議長が敗北
テーウー党首代行も議席を失った

テーウー党首代行のコメント
「我々は敗北した。なぜそれが起こったのかを
 理解する必要がある。」

2、NLDの発表

独自の立会人からの報告結果として

「勝敗が判明した選挙区の独自調査結果
下院120議席中116議席、上院54議席中すべて勝利」

いわば  97%の議席を獲得してる計算だ。。恐るべし。

広報からの発表

「現段階で正確な数字は言えないが、NLDは
全土で民選議席の70%以上を獲得する」

3、選挙管理委員会の発表

下院54議席の当選者を発表
NLDが49議席を獲得。USDPは3議席。

参考記事

スーチー氏の野党、圧勝揺るがぬ情勢 ミャンマー総選挙
(朝日新聞 2015.11.10)
http://www.asahi.com/articles/ASHCB11L9HC9UHBI03G.html

スー・チー氏野党、圧勝へ=過半数確保で政権交代の公算-ミャンマー総選挙
(時事ドットコム 2015.11.10)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201511/2015110900774&g=int

選挙に思う。

「歴史」がキーワードとなった選挙だな、と

そんなことを、ふと感じた。

別にUSDPがどうとかNLDがどうとか

そういうことではないのですが

今回の選挙の構図は

わかりやすい対立構造。

しかも長い歴史の流れを汲む対立構造。

【野党 NLD】

Remise_du_Prix_Sakharov_à_Aung_San_Suu_Kyi_Strasbourg_22_octobre_2013-18

ビルマ建国の父として今も敬愛され

象徴的な存在のアウンサン将軍の娘

ずっと苦しめ続けられてきた

アウンサンスーチーさん

ほぼはじめて総選挙に登場した格好。

その政党がNLD。

【与党 USDP】

TheinSeinASEAN

スーチーさんを軟禁し、

1990年には選挙結果を無視して押し進めた

軍事政権の流れをくむ、悪しきイメージの現与党。

実は、ここ数年での民政移管の成果は

計り知れぬほど大きく

大きな暴動等もなく民主化のプロセスを

踏んでいった点は評価されてもいいはずながら

悪しきイメージが抜け切らない。

それがUSDP。

両者ともに、政策の話とかはあまりなく。

「今が変革の時だ!」という NLD。

ここ数年の成果はさておき

USDPに対しての国民感情は

長い間 締め付けられ

甘い汁は軍政に吸い取られ

国民はそれに怒りを覚えつつも

ある意味では諦めながら

どうせ、、と冷めた目で見つつ

ほとんど信頼することなく

反抗する力さえ押さえつけられてきた。

そんな長い歴史を

ある意味、恨みとして持ってきた。

与えられたモノよりも

それまでに奪われたモノが

多過ぎたのだろう。

そうした鬱憤をはらすべく

NLD だ!

と、唱えていたような。

一方の NLD は

過去に長く軟禁され続けていた

アウンサンスーチーさん人気が高い。

ビルマ建国の父 であるアウンサン将軍を父に持ち

外国から見れば、大統領より有名なくらいに

国家の象徴であるスーチーさん。

そのスーチーさん(ほぼ)初の総選挙。

この存在があまりに偉大で、

このスーチーさんを全力で後押ししよう!という

ある意味で人気投票的な雰囲気もある。

後から振り返っていうのは簡単だが

なんだかそんな気がする。

この瞬間の政党の状況ではなく

過去からの憂さ晴らし要素もなんとも

強いような、そんな気がした。

まぁ外国人の私にはよくわかりませんが

それだけ悪い事もしてきたのかもしれんし

そのツケなのかもしれんが。。

ほんと、一時期の民主に入れ替わった時の

日本の選挙のより角度がついた版。

そんな感じも見受けられます。

そういう風に国民の流れをつくった

NLP に 軍配があがったし

ここ数年の成果をきっちり国民に

伝えていけなかった USDP の責任。

といってしまえば、そういうことだろう。

なんだか

「歴史」の影響を色んな面で強く強く

受けた選挙のように感じます。

それはそれとて

まだどうなるかはよくわかりませんが。

で、これからの話。

これで何がどう変わるのか?

重要なのは、ここである。

今の状況は、ミャンマーにとっての

大きな変革の一歩であろうことは間違いない。

総選挙が行われ、公平に運営されたのが

大きな大きな一歩であろう。

これまでの政府の流れを見ても

NLD の 動きを見ても

「民主化」が進んでいくことは変わらない。

結果を受けて、政府が暴れたりとか

そんなことがない限りは、、、

ないと思う、といってると

何かが起こるのがミャンマーだという

恐ろしい話も耳にしているが。笑

何も無いという前提でいくと

・民主化は進んでいくだろうし

・外資規制は緩和されていくだろう

・透明性はさらに高まっていくだろう

・他国水準に近付いていくだろう

なーんてことを感じております。

インフラは時間は掛かれど

他のASEAN諸国同様に整備されていくでしょう。

ビジネスのスピードも上がっていくでしょう。

ASEANの横のつながりも強化されていくでしょう。

今は未整備の環境も整備されていくでしょう。

つまり、ハード・ソフト ともに

インフラ整備は進むでしょう。

その速度が今回の選挙を通じて

さらにペースが早まるのか、

それともこれまでのペースなのか

はたまた ペースはゆったりとなるのか

どうなるのかは、まったくわかりません。

日本との関係について

政権が代わることで

これまで同様に進んでいくのか

別の国が台頭してくるのか

わかりませんが、

今の時点で決まってる案件

ひっくり返る事はないはず。

そう思えば、まだまだ

日系企業のチャンスも大きいでしょう。

はじめは、カタチづくりに少し戸惑い

スタートダッシュとはならないような。。。

しかし、確実に

ミャンマーの国が発展に向かっていく。

この流れが変わることは

よほどのことがない限りは

変わらない事実だと思います。

その中で、

今 ミャンマーにいる。

そんな自分がやれることをやる。

これをしっかり胸に刻んで

絞ってやっていこう、と思います。

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